BBカードは英検3級までの構文でできたトランプのようなカードで、ビンゴなどのカードゲームをしながら構文を覚えていくことのできる教材です。そして、Shall We 英会話では、その構文の知識を使って英作文をしていくところまで発展させていきますので、構文を覚えるだけではなく、それを使って作文する力もついていきます。

 受験勉強の時に英語の構文集を暗記したお家の方も多いのではないでしょうか?構文を覚えることが役に立つとはいえ、お子様に単調に英語の構文を覚えさせるというのは、かわいそうですし、無理があります。しかし、BBカードは勉強していると感じさせずに遊びながら構文を覚えていくことができる大変優れた教材です。Shall We 英会話では、レッスンでネイティブの講師が言う英語をとにかく何度も聞き、英語のシャワーを浴びて、そのうちにおこさま自身でも英語をマネして言うという状態をレッスンの中で作っていきます。そして、構文を覚えたころに主語を変えたり動詞を変化させたり、目的語を変えたりをいうことを遊びながらやっていくので、作文力がついていきます。

 最近の英検の変化をご存じでしょうか?2017年から英検3級に英作文(ライティング)が導入されました。そしてそのたった一問の英作文の問題で、筆記の2200点のうち550点(英検3級※2021年現在)、なんと3分の1の配点となっています。BBカードの構文を使った作文トレーニングで、将来の英検受験にも備えられます。

 公立学校の英語教育では、ボトムアップ方式といって、簡単な構文から文法の説明を行っていき、文法知識でテストに答えるやり方が一般的です。これは年齢の大きなお子様が英語学習を始めるときには有効かもしれませんが、小学生以下のお子様にはあまりあっていません。小学生以下のお子様に「主語が三人称単数で、時制が現在だから、be動詞はisになって、動詞にはsをつけるんだよ。」と文法説明をして、はたしてわかるでしょうか。。一部のお子様はわかったとしても、「英語ってなんか難しい」という意識だけが芽生えてしまうのではないでしょうか。最近になって小学生からの英語教育がスタートし、公立の小学校でもまだ試行錯誤の状態で、今まで中学生に教えていた方法をほとんどそのまま小学生におろしてきているような状態がみられるという話もあり、小学生の間で、「英語難しいから嫌い」という苦手意識が増えてきているそうです。また、文法で覚えていく従来のやり方の場合、文法が理解できる年齢で学習をはじめないといけないですし、その時々にテストでいい点が取れても、頭で文法を考えながら英語を話そうとするため、最終的にスラスラしゃべれなかったり、theやsが抜けていたりという状態になりがちです。また、テキスト学習型の方法で、文法事項をひとつずつやっていったとしても、教える側の「その文法は前教えたでしょ」という思いとは裏腹に、生徒はいつのまにか忘れてしまうことは少なくありません。毎年高い教材を買わされ、教材を持っているだけでなんか難しいことをやっている雰囲気はあるものの、実際一回やったところを時間がたってからもう一回確かめると実は身についていなかった、というのは、よくあることです。

 BBカードは、このボトムアップ方式とは違い、トップダウン方式といって、大人が思う’’難しい’’構文も最初から繰り返しゲームで使っていき、口ならし、耳ならしをしながら、英語の法則を慣れで覚えていくやり方です。「なんかここにsがないと気持ち悪い」、「ここにtheがないと変」というネイティブのような感覚を身に着けていきます。お子様は、何度も聞いたり言ったりする複雑な言葉をいつの間にか覚えて自然と言えることがありますよね。たとえば、日本語の「いっぽん、にほん、さんぼん」という言い方です。この言い方を耳慣れず、あまり日常で使ったことがない外国人に「1本、2本、3本」を読んでもらっても、どの数字のときに「ぽん」「ほん」「ぼん」を言えばいいか分からずに、全部「ほん」といいます。しかし、日常的に幼稚園や保育園、お家で「いっぽん、にほん、さんぼん」と聞いたり言ったりしている子供たちは文法や言葉の法則の説明無しに、「いっぽん、にほん、さんぼん」と言えますよね。このように「聞いたことがある、言ったことがある、だから言える」という英語を、遊びを通して子供たちの頭の中にたくさん作ることができる教材がBBカードです。